自治会長挨拶

40年の節目を迎えた柏ビレジへの取り組み

こんにちは。今年度で5年目になります、シュピンドラーです。

こんにちに至るまで、“世代の垣根を超えた優しいまちづくり”をスローガンに、ちばSDGsパートナー(No.767)に登録され、全世代にとって住み続けられるまちの為に、「建築協定の見直し」「交通不便対策」「高齢者が自宅で最期まで暮らせる環境づくり」「事務局IT化」「水辺の公園のリニューアル(都市再生整備計画)」等、高齢化率56%となった1500所帯4000人の生活の為に、担当役員の皆様と共に鋭意活動して参りました。

これらタスクは同時進行で、終了したものもあれば道半ばのものもあります。そのため、着手した役員方やグランドデザインチームには、目処が立つまで何年にも亘り継続して活動していただいており、本当に頭の下がる思いです。

ビレジは今年度で42年目ですが、コロナ渦でできなかった40周年記念式典を迎える節目の年となります。10年前から問題視されていた交通不便を解消すべく、色々模索しながら最終的に辿り着いたコミュニティバスの運行については、昨年度の実証実験をもとに大幅に改善し、もっとよいサービスをつくりチケット予約を開始します。私たちは、本気で、今はよくてもいずれ必要となる皆様の「足」や「生活」の為に推進しておりますが、最終的に判断するのは住民の皆様です。利用者が一定数見込めなければ、運行を断念しチームも解散します。

また、時代に沿った生活を営むためには約40年前の建築協定を見直し、住民が住民の家を審査するのではなく、他の地域と同様に行政に任せるべきと考えます。

そして、災害時に弱者や高齢者が取り残されないよう、個別避難計画を策定します。

今年度はまちの方向を決める重要な年と捉え、皆様によかったと言っていただける結果を出したい一心です。皆様の温かいご支援とご協力を切にお願い申し上げます。

2023年7月

会長 シュピンドラー千恵子

 

いよいよ始動、住み続けられるまち・柏ビレジへ

こんにちは。今年度も会長職を拝命いただきました、シュピンドラーです。

今年度で4年目になりますが、コロナ禍の過去2年間は、想定外の事態に日々対応を迫られながらも、柏ビレジを住み続けられる良いまちにするために~世代の垣根を超えた優しいまちづくり~をモットーに、関係者や柏市と検討を重ねて参りました。今年度はこの2年間の検討熟成期間を経て‘見える’活動を実行して参ります。

事務局では、IT化による効率化はほぼ予定どおり出来ましたので、今年度は自治会費の見直しと、会費の納入が誰にでも便利になるよう改善します。

2年前から皆様にご紹介している、柏ビレジの中長期全体構想「グランドデザイン」については、昨年、柏市が制定した都市再生整備計画を基盤とし、引き続き様々な課題に取り組んで参ります。

1つは、交通不便解消の為のコミュニティバスの本格導入前に、今年実証実験を致します。このバスは「道路運送法」上の規定によりビレジ会員の為の専用バスとなり、毎回料金を支払う一般路線バスとは異なります。現在、未来まちづくり協議会のメンバーやバス事業者を含む17名の交通タスクプロジェクトメンバーと共に、バスルートや停留所、運行ダイヤ案等を検討しています。今年の秋に、実際に皆様に利用して頂きご意見を伺う予定ですので、是非ご参加ご協力をお願いします。

また、子供から高齢者まで住民の皆さんにとって憩いの場となる水辺公園のリニューアルを引き続き推進します。まずは防犯・防災・バリアフリー等、安全面の観点から進めて参ります。

イベントについては、今年度の予算を140万円程削減しております。限られた予算と年々猛暑となる気候変動やコロナ禍の中、安全に実施でき、且つ次世代に繋げられるよう、実験的に企画中ですので、楽しみにしていて下さい。

最後に、今年度から緑地協定代表委員会委員の人数を17名から5名に削減し、自治会役員と兼務となりました。また本部役員の人数も削減し、合計57名から38名(建築協定委員会委員除く)に削減しております。ビレジ全体を合理化スリム化し、業務委託やボランティア等と協働して高齢化に対応して参ります。

今年度も皆様の温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。

2022年6月

会長 シュピンドラー千恵子